抗酸化作用で肌老化をくいとめよう
活性酸素は普通の大気中にある酸素よりも、化学反応をおこし
やすい酸素です。活性酸素は紫外線・ストレス・たばこ・過激な
運動・大気汚染などで発生します。
また食物からエネルギーをとりだす時や、呼吸からも多少は発生
します。
活性酸素は周りにある物質を酸化する作用が強く、細胞の遺伝子
を傷つけたり老化をを引き起こします。
肌においても老化を早めます。
活性酸素は肌を酸化させ、真皮のコラーゲンなどを硬くし皮膚
の弾力を失なわれるとしわが生じやすくなります。
しわ対策では活性酸素の害を少しでも減らすことが大事です。
■ この活性酸素の害から肌を守るにはどうしたらよいのでしょうか?
体の中には体内で発生した活性酸素のを取り除く防御システム
のスーパー・オキサイド・ディスムダーゼ(SOD)という酵素があり
ますが、食品の中にも活性酵素を取り除いてくれる抗酸化成分を
含んだものがあります。
ビタミンCやカロチノイド、ポリフェノールなどを含んだ食品です。
肌を老化させないためにはこれらを積極的に食べましょう。
しわ対策ではこれらの食品を摂りましょう。
抗酸化成分のある食品 |
■ビタミン類
抗酸化の強いビタミンは、ビタミンA・C・Eがよく知られている
ので通称エースと言われています。(ACE)
ビタミンA | ニンジン・プロッコリー・カポチャ・卵・ウナギ・レバー・強化 マーガリン・チーズ・ニラ・ |
ビタミンB2 | 玄米・胚芽米・納豆・イワシ・シイタケ・ヨーグルト |
ビタミンC | アセロラ・キュウイフルーツ・レモン・トマト・パセリ・ ほうれん草・芽キャベツ・プロッコリー |
ビタミンE | 玄米・胚芽米・落花生・アーモンド・大豆・ ごま油・オリーブ油 |
ビタミンK | 納豆・春菊・小松菜・パセリ・キャベツ |
■ ポリフェノール類
フラボノイド | 赤ワイン・カカオ・玉ねぎの・お茶・そば |
アントシアニン | ブルベリー・ブドウ・黒豆の皮・ムラサキ芋・赤シソ イチゴ・赤キャベツ・黒ゴマ |
カテキン | 緑茶・ココア・紅茶 |
■ カロチノイド系色素
カロチン・リコピン | ニンジン・トマト・オレンジ |
しわを生じさせないためには肌を酸化させないことが大事です。
しわ対策には抗酸化作用のある食品を取り入れましょう。
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